上海のバド事情報告から
バドミントンを愛する皆さん、渋谷サイトを本年も応援お願いします。世界中の仲間が現地報告や世界の違いなど伝えてきます。今年の最初のレポートは中国上海。昨年末に赴任した仲間と奥様の体育館見聞録に私の経験を交えました。
チャイナオープンなどのメジャー大会なら別ですが、我々が日ごろ利用する体育館や試合会場は幕張の展示場のような、極めて巨大な建物です。床はコンクリート。写真は試合会場や練習場の普通の体育館です。そのネットを張る前です。
ネットとコートマットをはった後です。印象が一変します。ヨネックスの文字があるのが見えますか。報告者の物です。中国のラケットバックやラケットはほとんど中国製です。両方使ってみると、日本製の良さがよく分かります。
この18日、19日にも上海で試合がありました。この会場はバドミントン専用体育館でした。体育館脇には、世界ランキング1位のリーチョンウェイ選手の写真ポスターがあります。
この体育館の一般コートは20面。床にコートマットが敷かれます。綺麗、すごいと日本人は思うでしょう。でも選手は土足でコート近くまで来て、バドミントンシューズに履き替えます。土足厳禁の我々は驚きます。一般用の体育館は天井が低いのでハイクリアは打てないこともあります。今回もレポーターは困ったと思ったようですが、隣に仕切られたVIPコート7面があり、今回はこちらで試合。安心したそうです。
今回の参加者数は男子ダブルス162組、女子ダブルス29組、ミックス69組でした。日本と比べ、参加者が多いのが普通です。今回のルールは21点1ゲーム。決勝戦のみ21点3ゲーム。セッティングなしでした。
中国ではプロ、セミプロ、一般に分かれていて、大きな大会ほどプロやセミプロが参加します。今回は一般向け。専門的な人は出られません。最後にビッグニュース。報告者夫妻がミックス、男子と女子のダブルスと併せ、全て海浜チームが優勝。打ち上げで皆さんとお祝いしたのでしょう、彼らは見分けられないほど、溶け込んでいますね。世界のバドミントン愛好者は友好的です。バドさえ出来れば世界中安心です。